「乾燥した季節はフケが大量に出る」
「シャンプーしたばかりなのにフケが出る」
「頭皮のフケが湿っている気がする」
あなたはこんなお悩みありませんか?
私の周りにもしつこいフケに悩んでいる方がいますし、私自身もそうでした。
しかし「頭皮環境を整える」という事を徹底して行った結果、今ではフケがそれほど気にならなくなりました。
もしフケの対策をしているのに改善が見られない場合は、その対策が間違っていて、逆効果となっている可能性も考えられます。
今回の記事でお伝えする事を実践すれば、あなたのフケの悩みが解決できると思います!
フケってなんで発生するの?
まずは有効な解決策を探る為にも、フケが発生する原因を探っていきたいと思います。
そもそもフケとは何?
フケは頭皮のターンオーバー(新陳代謝)によって、角質が剥がれたものです。通常は剥がれた角質はとても小さなものなのですが、何らかの原因で剥がれ落ちる角質の量が増える事で、目に見えるくらいに大きくなったものをフケといいます。
乾いたフケと脂を含んだ湿ったフケの2種類あります。
フケが発生する3つの原因
フケが大量に発生する原因は頭皮に常在する「マラセチア菌」という菌の活動が、なんらかの原因で活性化してしまうことで起こります。
しかし単純にそれだけが原因ではなく、個人個人の皮脂の状態や肌質などの兼ね合いもあり、フケの原因をはっきりさせる事は難しいとされています。
原因がわかればそれを一つ一つケアしていくことで、フケの改善につながっていくと思います。
そこで以下に主な要因を3つあげ詳しく解説していきますので、そのうち自分がどれに当たるのかチェックしてみてください。
- 頭皮の乾燥がひどい
- 頭皮の脂がひどい
- 皮膚炎などの炎症が起きている
それぞれ細かく見ていきます。
頭皮の乾燥によってフケが出る場合
大量のフケの主な原因の一つに頭皮の乾燥によるものが挙げられます。特に空気の乾燥しやすい冬場などには、影響を受けやすく乾燥肌の人はフケの発生が起こりやすいです。
乾燥によってフケが発生している場合は、サイズが小さく粉のように細かな乾いたフケが出るのが特徴です。
頭皮の脂のべたつきによってフケが出る場合
乾燥の反対に頭皮の脂によるべたつきによってフケが発生してしまうケースもあります。脂漏性のフケといわれ、皮脂が過剰に出る事によってフケの発生が起こるとされています。
脂漏性によって発生したフケの場合は、サイズが大きく湿ったフケが出るのが特徴です。
皮膚炎などの炎症によってフケが出る場合
頭皮の炎症によりフケが発生している場合には、2つの皮膚炎が関係していることが考えられます。
皮膚炎が起こった頭皮の様子です。
脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)
脂漏性のフケで、フケに色が付いていたりすると脂漏性皮膚炎と呼ばれる炎症が起こっている場合があります。
接触性皮膚炎(せっしょくせいひふえん)
お使いのシャンプーやヘアケア用品が、お肌に合っていなかったりすることで炎症を起こすことを接触性皮膚炎といいます。
皮膚のバリア機能が低下して炎症を起こしてしまうので、かゆみなども併発してしまいます。
それでは、それぞれの改善方法をみていきましょう。
フケの改善方法はシャンプーが有効?
乾燥によるフケの改善法
頭皮の乾燥によって起こっていると思われる場合は、頭皮をしっかりと保湿する事でフケを抑える事が出来ます。
その為には日ごろから行なっているシャンプーをチェックしてみてください。
シャンプーにはいろいろな種類があり、もしかするとそのシャンプーがあなたに合っていない可能性もあります。
洗浄力の強いものは避けて、香料などの添加物の控えめなものを選ぶとよいです。
また、最近ではシャンプー後の頭皮の保湿として頭皮用の美容液やローションなどのヘアケア用品も販売されているので、こういったものも併用してみるといいと思います。
アミノ酸系のシャンプーで私も愛用している商品についてまとめた記事がこちらです。
また、いくら頭皮にやさしいシャンプーを使用していても、強く洗いすぎたり、爪を立てたりしないようにする事が大切です。
脂によるフケの改善法
頭皮の脂が過剰に出ている場合は、頭皮の皮脂を適切に取り除く事で改善できます。こちらの場合もシャンプーを変えてみる事をおすすめします。
頭皮になるべく負担を掛けず、皮脂をちゃんと落とせる商品選びがポイントです。
洗浄力が強めのアミノ酸系のシャンプーを選ぶと良いでしょう。
アミノ酸系のシャンプーでおすすめのものはこちらの記事が参考になると思います。記事の中で洗浄力の強さと、肌へのやさしさについてもお伝えしてます。
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皮膚の炎症によるフケの改善法
シャンプーを変えてみても一向に改善されない場合や、脂漏性皮膚炎や接触性皮膚炎でフケが出ていると考えられる場合は、専門医に診てもらう事が必要です。
お近くの皮膚科などでしっかりと治療した上で、その後の対策を相談しましょう。
その他普段から気を付けておきたいこと
以下に紹介することを普段から気を付けていれば、フケの予防に有効とされています。
- 髪の脱色・カラーリングは控える
- 整髪料の使用を抑える
- 睡眠をよくとる
- ストレスをためないようにする
髪の脱色やカラーはフケの原因となるだけでなく、髪や頭皮にダメージを与え、将来の薄毛につながる恐れもあるので出来ればやめておいた方がよいでしょう。
どうしても必要な場合は、専門の美容室などのオーガニックカラーなど髪にやさしい方法でカラーリングする事で対応してみましょう。
整髪料を使うなといわれても、「それは無理!」って方も当然いると思います。洗髪の際に洗い残しが問題なので、しっかりと落とす事が出来れば大丈夫です。
それでもご不安の方の為には、こんな商品もありますので紹介しておきます。
シエラ オーガニック ハーブワックス ハード
頭皮につけても安心なオーガニックワックスです。自然由来の成分が98%を占めノンシリコン・ノンパラベン・ノンポリマーで徹底的に髪の事を考えた商品です。
頭皮にやさしいだけでなく髪にもやさしいので、ダメージヘアに悩んでいる方にもおすすめです。
ストレスや睡眠不足については、解決がなかなか難しい所ですが、まずは体を動かす事を心がけてみてください。
適度な運動をする事によって、深い睡眠にもつながるので一石二鳥です。
間違った頭皮ケアにご注意!
フケを何とかしたくて間違ったケアの方法をとっている方もいるかもしれませんので、ここでは誤解しやすい頭皮ケアをお伝えします。
髪の洗いすぎにご注意
いくらフケが気になってもシャンプーは一日一回を心がけてください。何度も頭を洗うと、せっかく頭皮にやさしいシャンプーを使っていても頭皮の皮脂を取り過ぎてしまい、逆効果です。
また、強く洗いすぎるのも必要な皮脂まで落としてしまう原因です。指の腹を使ってやさしく頭皮をマッサージするように洗うようにしましょう。
すすぎ残しにご注意
シャンプーの洗い残しにも注意が必要なところです。誤解されている方もいるかもしれませんが、シャンプーには髪に良い成分が入っているとしても、頭皮に浸透させるのが目的ではありません。
シャンプーの成分が髪に残ってしまうと、かゆみや乾燥の原因となってしまいます。しっかりとすすぐようにしましょう!
髪はドライヤーですぐに乾かそう
こちらも誤解されやすい事なのですが、髪を乾かすのにドライヤーを使用すると頭皮が乾燥するのであまりよくないと思って自然乾燥にしていませんか?
湿った環境を好むフケの原因であるマラセチア菌は、カビ菌の一種です。
そのカビの好む最適な環境を長時間続ける事になり、マラセチア菌が大量に増える恐れがあるのです。
よって自然乾燥はせずに、すぐにドライヤーで髪を乾かすのが良いという事になります。
確かにドライヤーで乾かすと頭皮が乾燥した状態になるのですが、ドライヤーを上手に使えばある程度回避することが出来ます。
ドライヤーの上手な使い方
- 頭皮に近づけすぎない
- 一か所に留めすぎない
近づけすぎたり、一か所に留めたりするとすぐに熱くなってしまうので髪にも頭皮にもよくありません。少なくとも頭から20㎝離してドライヤーを動かしながら髪を乾かすようにしましょう。
そして、さらに効果的なのはドライヤーをする前に頭皮用のローションや美容液を塗るという事です。
その際は髪をタオルでしっかりと水気を拭いてから使用して、上記の方法でドライヤーで髪を乾かしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
フケの原因と対策方法をお伝えしてきました。
フケで悩んでいる方は、頭皮環境を変える事がフケを改善する近道という事がお分かりになったと思います。
シャンプーを変えたり、髪の乾かし方などちょっとした手間を加える事でフケが防げるのなら、試してみる価値はありますよね。
大切なのは、いくらシャンプーを変えたりしてみても改善されなかったり、あきらかにフケが大きかったり、色が付いていたりしていて「おかしいな?」と感じたら医師の診断を仰ぐという事です。
私もフケに困っていましたが、頭皮環境を整える事を意識してシャンプーを変え、良くなっていったのできっとあなたにも合ったシャンプーがあると思います。
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