あなたはシャンプー後のトリートメントはしていますか?
シャンプーには気を遣うけど、トリートメントはよく成分を調べずになんとなく使っているといった男性は意外といるのではないでしょうか。
トリートメントにもいろんな種類がありますが、年齢を重ねて髪の毛にいろいろと問題が出てくるメンズにこそ使って欲しいものなんです。
また、トリートメントと混同しやすいコンディショナー、リンスとの違いについてもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
記事の後半では、あなたの用途に合わせたおすすめのトリートメントもご紹介していきます。
トリートメントって毎日する必要あるの?
トリートメントとは髪の内側から働きかけて、髪をコーティングし髪の毛をダメージから守るものです。
トリートメントでどんな効果が期待できる?
シャンプーは基本的に髪の汚れと、余分な皮脂などを落とすためにするものですが、その洗浄成分により髪に必要なうるおいまで落としてしまう事もあります。
また、髪の毛一本一本にはキューティクルという膜で覆われているのですが、このキューティクルもシャンプー後にははがれやすい状態になってしまいます。
こういった状態を防ぐために
- 髪をコーティングしてダメージから守る
- 髪のうるおいを保つことで髪を指どおり良くする
ことがトリートメントの効果といえます。
シャンプーによっては必ずしも毎日する必要はない
トリートメントは基本的に毎日するといいのですが、シャンプーによってはしなくてもよい場合があります。
例えばこのようなシャンプーです。
- リンスインシャンプー
- 良質なアミノ酸系のシャンプー
リンスインシャンプーとは、その名の通りリンスの成分が入ったシャンプーの事です。
リンスインシャンプーのように、あらかじめシャンプーに髪のコーティング成分が入っているのでトリートメントを不要と謳った商品もあります。
次のアミノ酸系のシャンプーには、洗浄力がやさしく低刺激という特長があります。加えて髪の保湿効果も高いため、髪がパサつかないといった効果も。
リンスインシャンプーと違いアミノ酸系のシャンプーには髪をコーティングする成分は入っておらず、髪をやさしく洗いあげることが出来るため、あくまで結果的にトリートメントをしなくても大丈夫というニュアンスのものです。
髪が痛んでいる方は毎日した方がいい
髪の痛みが激しい方は、トリートメントは毎日行うのをおすすめします。
特にカラーリングやブリーチをしている方は注意が必要です。カラーリングなどの薬剤には髪のキューティクルを剥がしてしまう成分が入っています。
パーマをあてていたり、縮毛矯正などを行っている方も同様にキューティクルが剥がれて髪が痛んでいる状態にあります。
トリートメントとコンディショナー・リンスとの違いとは?
ところでトリートメントとコンディショナーとリンスの違いについて、理解していますか?
ここではそれぞれの違いについて解説していきます。
トリートメントは髪の内部から働きかける
一般的にトリートメントは髪を内部から補修してくれるものです。栄養成分を髪の内部に届け、保湿成分で髪にうるおいを与えるもの。
髪質の改善を求めるならトリートメントを使用した方がいいと思います。
コンディショナーとリンスは髪の外部から働きかける
コンディショナーとリンスは両方とも、髪の外部をコーティングしてすべりをよくしたり、ダメージから守るといったものです。
髪のきしみを防ぐためだけなら、コンディショナーやリンスで充分ともいえます。
トリートメントにはこんな種類がある
トリートメントにはこんな種類があるんです。
インバストリートメント
シャンプー後に付けて洗い流す一般的なトリートメントです。インバス(お風呂の中でする)トリートメントという意味です。
インバストリートメントには髪のたんぱく質やうるおいを補給して髪を内部から補修してくれる効果があります。
アウトバストリートメント
シャンプー後にタオルで髪の水分を拭き取った後でするトリートメントです。アウトバス(お風呂から出てからする)トリートメントという意味です。
洗い流さないので、髪に栄養が浸透しやすく効果的に髪を補修してくれる効果があります。
頭皮につけても問題ないトリートメント
一般的にトリートメントは頭皮につけると、毛穴に詰まったりして頭皮のトラブルの元になるのですが、初めから頭皮につける事が出来る地肌のケア用に作られたトリートメントもあるんです。
育毛を意味するスカルプトリートメントなんて呼ばれています。マッサージなども合わせて行う事により、頭皮環境をすこやかに保つ効果があります。
トリートメントのやり方
一般的なインバストリートメントのやり方をお伝えしていきます。
トリートメントの頻度
トリートメントは基本的には毎日行いましょう。トリートメント不要のシャンプーを使っていても、トリートメントしない方がいいという訳ではありません。
トリートメントの髪の保護効果はずっと持続するわけではないので、毎日使う事で持続させることが出来ます。
基本的な使い方と注意点
シャンプー後のインバストリートメントの使い方です。
step
1シャンプー後に水気を切る
まず、シャンプーはしっかりと洗い流す事です。シャンプーの洗い残しがあると、かゆみや炎症など髪のトラブルの元なのはもちろん、トリートメントがしっかり浸透しない事にもなりかねません。
シャンプーをしっかり流したあとは、手で押さえて余分な水気を切る事でトリートメントがより効果的に髪の内部に入っていきます。
step
2頭皮につけないように気を付けて髪になじませる
適量を手に取り、頭皮につけないように髪の毛先~中間に付けるイメージで広げていきます。
頭皮につけてしまうと毛穴に詰まってしまう事があるので、注意が必要です。
step
3トリートメントを浸透させる
トリートメントが髪全体にいきわたったら、時間をおいて浸透させていきます。
浸透させる時間は製品によって違いがあります。製品説明に時間の目安が記載されていると思うので、確認しておきましょう。
しっかりと浸透させるために、長時間おいておくのは間違いです。目安の時間を超えて付けたままでいるのは、逆効果になりかねませんのでやめておきましょう。
step
4適度に洗い流す
時間をおいて浸透させ終わったら、シャワーで洗い流していきます。シャンプーとは違い、適度に洗い残すのがトリートメントを効果的に使うコツです。根元から毛先へと流していき、ぬるぬる感が取れたくらいで残しておきましょう。
美容院でのトリートメント
一般的に女性は髪が長く、伸ばしている期間も長いため美容院などで本格的なトリートメントを行なう方も多いと思います。
しかし近年身だしなみに気を遣うメンズが増えてきた為、男性も美容院などでトリートメントする方も増えてきたようです。
カラーやパーマなどをしていて髪が痛んでいる方、髪質の改善をしたい方なんかは、美容院でのトリートメントを受けてみるのもいいかもしれません。
本格的なトリートメントを受けるのはけっして安い料金ではないので、あなたの髪質やクセをよく知っている行きつけの信頼できる美容師さんにお任せするのが一番だと思います。
タイプ別おすすめトリートメント4選
それぞれの髪の状態にあったトリートメントでおすすめの商品を紹介していきます。
髪のダメージが気になるあなたに
パンテーン エクストラダメージケア デイリー補修トリートメント
切れ毛や枝毛が気になる方にはこちらのトリートメントがおすすめ。髪のパサつきにも効果があり、この価格帯ではとても優秀な商品だと思います。
ラックス ルミニーク リッチリペアマスク
オーガニックホホバオイルの保湿成分を豊潤に配合し、ダメージを受けた髪の内側からしっかり浸透して補修。
髪のツヤやコシをケアして健康的な髪を目指します。
頭皮環境を良くしたいあなたに
ボタニスト スカルプトリートメント
しっとりとしたタイプのトリートメントです。髪や頭皮にやさしい自然由来の原料を多く含み、頭皮をマッサージすることによって頭皮をすこやかに保ちます。
バルクオムのトリートメント
シャンプーとのセット購入がおすすめなバルクオムシャンプーですが、こちらのトリートメントも頭皮環境が気になる方におすすめです。
バルクオムシャンプーについてはこちらの記事で日本一詳しく解説しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
メンズトリートメントについてご紹介してきました。
シャンプーは髪の汚れ・ニオイをケアするものでトリートメントは髪をダメージから守るものという事が分かり、トリートメントの大切さがわかったと思います。
基本的にはシャンプーとトリートメントは同じメーカー・シリーズで合わせると効果的に使えるように作られているので、合わせた方がベストですが、お気に入りのものがそれぞれある場合はそれほどこだわる必要もないかと思います。
実際に使ってみてどうしても合わないと感じた時に、統一するようにすればいいと思います。
シャンプー後にしっかりとトリートメントを行い、ダメージから守っていつまでも健康的な髪でいたいですね!